初エアブラシでアクリジョンを吹く!そして、ケープスーパーハードで塗装剥がしに挑戦!
塗装ブースが完成しました。
先に書いた通りクレオスの塗装ブースMR.スーパーブースを使っていますが、排気ホースが1.5mと短く追加で延長ホースを買いました。
Gツール GT03D Mr.スーパーブース用 延長ダクトホース
- 出版社/メーカー: ジーエスアイ クレオス
- メディア: おもちゃ&ホビー
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塗装ブース自体の感想ですが垂直に吹き付けてエアブラシのミスト拡散を防ぐという意味では十分な性能です。ラッカー系は吹いてませんが臭いまで排気してくれるかは微妙なのでサフ吹きで試して見たいと思います。
排気はFFストーブの穴が丁度よくありがたく使わせてもらいます。
あと、賃貸なので壁などを汚さないようダイソーで汚れ防止壁シートを貼っています。
さて、本題のアクリジョン下地にヘアスプレーによる塗装剥がしです。
まずはアクリジョンのエアブラシ塗装です。セオリー通り塗料とアクリジョンエアブラシ専用うすめ液で1:1になるようにして吹き付けます。
吹き付けすぎて溜まってしまったところがありましたがこれは初心者の腕のなさ。最初は色付きが悪くても少しずつ重ねていけばいいと思うけど。スプーンに塗装とか練習含めて20分くらいの作業。新品のハンドピースだからか詰まりは無かったです。水で何回もうがいして清掃しました。アクリジョン用の専用ツールクリーナーは使っていません。あれは塗料が固まった状態で使うものらしいので吹けなくなったとか定期メンテに使おうと思います。ふだんの洗浄は水です。つまり、まったくシンナー臭がしないのです。なにが甘ったるい匂いはしますが。
乾燥が速く塗膜が硬いというアクリジョンですが、エアブラシ溶剤で吹いた場合はそうでもないようで2時間自然に放置しても塗装面がねっとりしている感じがします。布団乾燥機で簡易ドライブースを作成し1時間くらいでしょうか?乾燥させました。
次にヘアスプレーを吹きかけました。エアブラシで吹くようですが、手抜きで直接吹きかけます。乾燥させるとすぐ乾くので心配になりもう一度吹きかけました。つまり二回です。
次に水性ホビーカラーのダークイエローをエアブラシで吹きます。どちらも作業後も時間短縮のためドライブースで乾かします。
剥がしたいところに筆で水を含ませ塗ります。数分放置してから爪楊枝で引っ掻いたりこすったりして塗装を剥がします。思ったより剥がれなくて広めにタプタプ水で浸して置きます。角を爪楊枝で結構強めに力を入れて擦りましたが、プラ面が露出することなく、アクリジョンの塗膜の色がちゃんと出てました。なかなか強い塗膜だなと思いました。これならラッカーの代わりにアクリジョンを下塗りに使うことができますね。ヨンパチ戦車だとチッピングを筆で書くと太くなりがちでスケール感が損なわれます。この方法だと爪楊枝の先で引っ掻くくらいのキズが作れるのでちょうど良い感じです。
灰色は少し隠蔽力が強いようなのでサフがわりにも使えるか試して見たいと思います。
剥がれの周りにグレーで薄い塗装剥がれを表現するため書き込んで見ましたが小さすぎでヨンパチでは微妙。サンゴーならもう少し表現をもたせられると思いますが。あとはクレオスのウェザリングカラーサンディーウォッシュで色むらをグランドブラウンでウォッシング&墨入れぽく仕上げて見ました。
ドイツの余ったデカールを適当に貼ってなんちゃって鹵獲版KV-1としました。
撮影ブースまで手が回っていないので机の上でシャット。ではまた。