模型ブログ

スケールモデル、ガンプラ、作りたいものを徒然に

シタデルドライでドライブラシを試す


ボルトや出っ張ったところに明るめのドライブラシをすると立体感が出ます。今までエナメルを使っていましたが、無臭塗装を研究している身としてはシタデルを使わないわけにはいかない時代になりました。
シタデルをはじめとする水性アクリル板塗料は海外製がとても多く出回り手に入りやすくなっています。どうしても家族の同意が得られにくいラッカー塗料などは換気設備が大事になります。しかし、もっと手軽に塗装を楽しみたいというのもあります。特にシタデルは筆塗りでの人気が高い気がします。プラモデルだけでなくペイントを楽しむ。そういう時代に来ているのかもしれません。
私はファレホを中心とした塗装をしていますが、シタデルも気になっていました。そんな時にドライブラシ用のシタデルがあると知り、エナメルで行なっているドライブラシが無臭でできるのではないかという期待を込めて買ってみました。
結論は十分使えるという結果です。多少の慣れも必要ですがすぐ慣れると思います。付き過ぎたらファレホのシンナーで拭き取っています。乾かなければ水でも落ちるはずですが、もともと粘度が高いのでこすらなくてはならず塗装面を剥がしてしまう危険もあるため綿棒にファレシンナーを湿らせ落としています。

23-22 シタデルカラー DRY WRACK WHITE

23-22 シタデルカラー DRY WRACK WHITE

エナメルのホワイトでドライブラシ。シタデルでのドライブラシは今後の宿題。


1/48でも比較的小さい戦車。または1/72で大きな戦車あたりの塗装だと、白のドライブラシで凸を表現するというのは非常に有効では無いかと思っている。最近よく使うテクニックです。
戦車模型で気をつけているのはダイナミクスレンジ。暗いから明るいまでのメリハリと単調では無い塗装面の二点です。
前者のダイナミクスレンジでハイライト側を簡単にやるにはホワイトのドライブラシと思ってます。いや、実物は白く無いですよね?と言われたらそれまでですが、模型的表現を重視するので僕はこの方法です。ただ、スケールが大きくなるとごまかしが効かなくなるのでそこは同色の明るい色を使ったりする方が良いでしょうね。
使う塗料はやっぱりエナメルが使いやすくて乾燥が遅い分、はみ出したところ溶剤で拭き取れば良いですしとても楽です。
ただ、匂いがやはりキツイのでシタデルカラーのドライ(ドライブラシ用の濃い目の塗料)も試してみたいと思っています。というか注文したのでまたレビューしたいと思います。

1/48 ドイツ軽戦車 38(t)E/F型 ロシア鹵獲バージョン

このキット。2個目です。結構好きです
ね。この38(t)。III号戦車、シャーマンに並ぶくらい好きですサッポロ
SNS で見かけたんですよね。この鹵獲バージョン。すごく格好良くて真似してみたのです。星のデカールアメリカのデカールを赤く塗装して使用しました。
カラーはAMMO mig のダルグリーン。すごく共産ぽいグリーンで良いですね。migは多分ファレホと同じように使えてるので今後使用頻度が増えていく気がします。匂いは甘くなくちょっと独特の匂いがします。このシリーズは筆塗りでもエアブラシでも使える粘度でファレホでいうメカカラー の感じで使えます。
ファレホのプライマーの上に吹いたら少しまだらになったのでプライマーを完全に乾かして使ったら問題なく乗りました。まあ、何にしてもちゃんとプライマー乾いてから塗れって事ですけどね。

ダルグリーンの上からエナメル溶剤を使うと剥げるので逆に利用して塗装ハゲを。グロスバーニッシュで一度保護した上でデカール。再度グロス。墨入れ、細部の塗り分け。セミグロス塗布後エナメルホワイトでボルトや明部の表現。各種フェザリング処理。暗部はフィルタリキッドのシェードブルー。などなど。
タミヤ 1/48 ミリタリーミニチュアシリーズ No.83 ドイツ陸軍 軽戦車 38 (t) E/F型 プラモデル 32583

1/48 イギリス巡航戦車 クルセーダーMk.III

イギリスの戦車って不思議な魅力があります。どの辺りがと言われるとアレですが、このクルセイダーは砲塔じゃないかと思います。僕にとってプラモデルは塗装するためにあるので基本素組です。第二次世界大戦の戦車って自分の中で好きに塗って良いよ。とつぶやいているように見えるので好きに塗ります。
今回のコンセプトは真上と真横からみたら違う色に見えるです。真上からはグリーン、真横は白っぽくという感じです。
ではたくさん貼っておきますので見てやってください。








マンションや賃貸でもエアブラシが使える!水性塗料限定だけど屋外への排気がいらない水式フィルター

モデラーの悩みといえばエアブラシ使いたいけど排気が大変、塗装ブースの設置がマンション、アパートで難しい。という方が大半ではないかと思います。昔と違い、ラッカーを使わなくても良い海外製の水性塗料が普及して有機溶剤の臭いが苦手でもプラモデル塗装が楽しめる時代になりました。わたしが使っているファレホはむしろ美味しい匂いがすると嫁からも好評です。
とは言ってもミストは対策しなければならず、良い子の皆さんはマスクもちゃんと着用していると思います。エアブラシも塗料のミストをちゃんと対策すれば室内換気で良いのではないか?というのが発想の始まりです。今はいちいち塗装のたびに窓の隙間からノズルを出してから作業を始めるというとても手間のかかる方法でした。
塗装ブースにはフィルターが付いています。ほとんどのミストはそこで集塵すると思いますが、詰まってきたりフィルターをすり抜けた微量の粉塵が室内に漏れるのも健康上良くありません。いくら良い臭いと言ってもです。
そこで偶然知ったのは水式空気清浄器の自作というものでした。原理は水桶にファンで空気を吹き付け塵を除去するという簡単なものです。
なるほど、塗装ブースの排気を水桶に吹き付けて排気するようにすればより良いフィルター効果が得られるのではないか?
そこで考えたのがこれ。

庶民の味方100円ショップ。説明するまでもなくこのようにカットし容器に水をためておきます。水は腐りますので定期的に交換する必要がありますが、このくらいなら手間ではないでしょう。全体図はこの様な感じ。

おためしあれ。