模型ブログ

スケールモデル、ガンプラ、作りたいものを徒然に

タミヤ 1/48 ドイツ 8輪重装甲車 Sd.Kfz.232

今回作成するキットはこちら!

ヨンパチ初の装甲車にチャレンジしました。
以前から気になっていたキットですが、シャーマン戦車の虜になっていたので先延ばしでした。いゃあー。格好いいですね。
装甲車と舐めていましたが、意外と全長があって戦車と比べても引けを取らない貫禄です。

今回は塗っておいたほうが良さそうなところは先に塗るようにしました。足回りは何色にしようか?と考えて、困った時の履帯色を塗りました。

タイヤは黒ですけど、きっと何かオススメが有るはずとフォローアさんに相談したらNATOブラックがいいよとのことでぽちっとしました。

田舎モデラーはネット通販命なのです。

おおー!良いですね。NATOブラック。これは一家に一本必需品ですね。ちょっと緑が入ったブラックのようです。ウェザリングカラーのサンデイウォッシュ使えばタイヤのホコリ感も出てバッチリ決まります。

それではボディーに塗る基本カラーはこちら。

いつも通りハルレッド下塗りして、水溶きアクリルを塗っていきます。が!なかなか色が落ち着きません。もともとムラおっけい薄く塗り重ねます派なので仕方がありませんが、6回くらい重ね塗りしてます。黄色は透けやすいのですかね?それとも水溶きしすぎたかしら。
まあ、何回も塗ってれば落ち着いてくるので。
時間短縮のため布団乾燥機で乾燥させながらの作業です。ラッカーの臭いの我慢すればあっという間に綺麗なベースカラーを塗れると思いますけど。臭くないプラモデル製作研究家なので。

次はチッピングをやっていきます。塗装の剥げですね。塗装の剥げの色もいろいろ考え方がありますけど、履帯色と極細面相筆で書いていきます。エナメルの履帯色も持ってますが、アクリルで書いて後のウェザリングなどで消えないように一発勝負描き。写真は前面の装甲板ですね。

ボディーの方も描き込んでいきます。やり過ぎたかな?感ですけど。

これはマフラーです。確か得意の履帯色の上にパステルふりかけて錆び感出しています。
ヨンパチは小さいのでこの程度でもそれらしく見えてきます。

今回も臭くないプラモデル作りということで、ウェザリングカラーを使います。全8本とうとう揃えましたよ。今回活躍したのは

下部、陰の部分に全体的に塗って退色感を出します。1時間くらい乾かしてからティッシュで拭き取ると良い塩梅です。今回買ったカラー。使い道がわからなかったのでハッチに塗ってみました。雨だれ跡とかにも使えそうです。定番ですね。これがあれば色々なところに使えます。
仕上げはタミヤウェザリングマスターで。
ウェザリングペースト使うほどでもない感じですね。

完成はこちら。

(その3 完成編)タミヤ 1/48 イギリス戦車 シャーマンIC ファイアフライ

今日は下のキットの完成編です。

今回のこだわりポイントは水性アクリル塗料とクレオスのウェザリングカラー、ペーストでの仕上げで無臭プラモデル作成。
タミヤウェザリングマスターで少々調整。
前部の荷物、履帯による装甲強化。他、荷物を少々取り付け。です。

ヨンパチ戦車は手軽に出来て塗装も楽しめます。筆塗りで十分です。あなたも一緒にどうですか?

(その2塗り編)タミヤ 1/48 イギリス戦車 シャーマンIC ファイアフライ

引き続きファイアフライの製作を続けます。

さて今日は塗り編ということで進めます。
その前にサーフェイサーですが、個人的にはヨンパチ戦車は必要ないと思ってます。相当手を加えるなら必要と思いますが、ほぼ素組が多いのとダメージや汚しが入るので気にした程でもないです。
でも、やっておいたほうが楽だなあと思うのは下地塗りです。水溶きハルレッドをまんべんなく塗っておきます。もし、今後塗り漏れがあってもハルレッドが見えるのでごまかせますから。細かいところから先に塗り漏れの無いように塗っていきます。水溶きなので気にせずガンガン細かいところなど中心に塗りましょう。

言い忘れましたが、今回のテーマは臭くないプラモ作り。組み立てはリモネンの接着剤を。塗装はアクリル塗料とクレオスのウェザリングカラー、ペーストを使います。
これなら換気装置が無くても室内で作業ができます。

今回のベースカラーは試行錯誤の結果、
NATOグリーン×2
オリーブドラブ×1
ホワイト×1
の比率です。
前回のカラーはカーキー色が強かったので今回はグリーンよりに、そしてやはりホワイトを入れて明るめにしておきます。ヨンパチ戦車は特に小さいので明るめにして汚していくという感じです。あと、わたし的には明暗差を出してコントラストが落ちないようにイメージして塗っていきます。
クレオスのカラーモジュレーションの概念も意識して塗って行きます。単色だとのっぺり感が出るので下部は濃く、上は明るく、影は暗く。とイメージしていきます。平面に絵を描いていく感じです。

具体的には先程のオリジナル基本色を水溶きで全体に一回。二回目は足回りはそのままの色で、上は更にホワイトを混ぜた明るい色に調合して2回目。三回目は調整で軽く。これでもあえて下地のハルレッドが透けるところがある感じの重ね方です。筆方向はお約束通り上から下へと水が流れるイメージで。
これでアクリル塗料の塗装は終わり。

上の写真はウェザリングカラーのサンデイウォッシュでハイライトを意識した場所にのせていきます。例えば砲塔の上部角。ボディーの上の面。2、30分乾燥させたあと筆か綿棒に専用溶剤をつけて必要のないところは拭き取って行きます。平面の部分でも端は残しておくとか、メリハリを意識します。気がついたら全部拭き取ってたとかありますので(笑)

今度はグランドブラウン、ステインブラウンで陰部、カドなどウォッシングや書き込みをしていきます。この場合も常に明暗差を意識していきます。締りが悪かったので墨入れは黒でやってみました。サビを強調したいところはラストオレンジを使いました。クレオスのウェザリングカラーシリーズは臭いがほとんどしない、エナメルに比べるとプラを
侵し難いということで、これがなくてはならない存在ですね。
足回りはペーストでやります。前回紹介したので割愛します。
次回は完成編です!お楽しみに。

(その1 組立て編)タミヤ 1/48 イギリス戦車 シャーマンIC ファイアフライ

前回のホビーボスシャーマン戦車は年越し用として用意していたものですが、年内に完成しそうだったので急遽補充していたのがこのスケールモデルです。

見ての通りシャーマン戦車なのですが、イギリスの戦車です。戦車を組み立てるときはウィキってから作るとまた違う感情で製作できるのでおすすめです。このファイアフライ。簡単に言うと、ドイツ軍に対抗するため17ポンド砲を開発したが自分のところで載せられる戦車が無かったのでアメリカのシャーマン戦車にくっつけた。ということ。活躍したのはノルマンディー以降ということになりますね。
かなりの派生モデルがあるシャーマン戦車ですが、火力など考えると完成形と言えるかもしれません。ドイツ軍も脅威に感じたのかファイアフライの特徴でもある長い砲身を真っ先に狙うようになります。そのため砲身を短く見せるカモフラージュをしています。
火力は増しても装甲はシャーマン戦車なので心細い感じです。そのため履帯を車体に付けたりと砲弾の保管位置を変えたりなど工夫が見られるようです。
さて、製作ですが、言わずとタミヤのキットです。サクサクと進みます。
あらかじめ鋳造感を出すために溶きパテを塗りました。臭いのしない水溶性のパテです。前作のシャーマン戦車でシートを作るときに合わせて済ませておいた工程です。パテの使用感ですが、使う前はかなり乾燥した感じで水で練って粘度を調節する感じです。鋳造感を出すにはある程度粘度が高め位が良いように思います。ラッカーパテと同じ感覚で問題ないと思いますが、その粘度に調整するのが難しいかなと思いました。
それでも、ラッカーパテのに比べたら臭いも全くしないので思った時に作業ができるのは最高です。食いつきはちょっと弱いかな?と思います。お値段は高めですが今後も使うつもりです。
余談ですが、プラモデルといえばシンナー臭というのがあります。私個人としてはこの辺を解決してヨンパチ戦車をたくさんの人に作ってもらいたいという信念もあります。ということで、接着剤もモネリンを主体に組み立てて見ることにしました。

普段は流し込みタイプの臭い匂いのするやつと、このリモネンを併用しています。
最初はモネリンだけで。順調に組み立てていたのですが、細かいところなど接着剤をつけすぎること、どうしても流し込んで接着剤をしたいところ(履帯などの足回りなど)あって途中で断念しました。で!じゃあモネリンの流し込みタイプは無いのかな?と調べてみると。
あるじゃないか!今度はこれ買ってみます。

こちらはタミヤヨンパチ戦車の特徴でもあるダイキャスト。
今回は履帯を最後にまわしたのですがここまで組み立てて2、3時間位ですかね。組み立て自体は半日から一日あれば終わってしまいます。

で大嫌いな履帯の組み立ても終って一息。

どうも苦手な履帯組み立てですね。普通に組み立てたつもりなのに少し隙間ができちゃうんですよね。仕方がないので誘導輪側の履帯を中心に少しずつ離し気味にして長さを稼いでみたりしてなんとか形になりましたよ。
さて、翌日は塗装しようかな。

(その5 完成!)ホビーボス M4A1 シャーマン戦車76mm砲塔載型製作日記

年の瀬にプラモデル作ってるくらい優雅な生活してるのが私です。
さて、いよいよシャーマン戦車も完成です。
その前にやることが3つ。

1.アンテナ作り

はじめて伸ばしランナーというのをやってみました。半額のクリスマスケーキについていたロウソクでランナーをあぶります。
何十回も失敗しました。よく考えた結果、火であぶりながら引っ張るのではなく、柔くなったところで火から離してから引っ張る。というのが正解だったようです。

2荷物を積むこと

シャーマン戦車といえば荷物を積むこと。今回はシートが被さったところを表現したいと思います。僕はカメラも趣味なのでレンズクリーニングペーパーというものを使って、溶きパテとしてシタデルの水溶性パテを染み込ませました。

ラッカーパテの代わりに使えるものですが、水溶性なので臭いもしないですし、文字通り水で溶けます。グリーンの色がすごいですがわかりやすいといえばわかりやすいですね。乾いてから色を塗りましたが、シートは何色なんだろ?と思いましたが、なんとなく緑だろということでNATOグリーンを塗ってみました。

3.デカール貼る
というか、張り忘れていただけなんですけどねデカール貼るの。さんざんウェザリングしたあとにデカール貼った時の浮いた感じは、オヤジギャグがしらけた時以上の衝撃です。
嘆いても仕方がないのでちまちま汚します。一応クリアー塗って乾燥してからね。

さて、完成です!。つや消しは吹いてないけど。

(その4 完成へ?)ホビーボス M4A1 シャーマン戦車76mm砲塔載型製作日記

ホビーボス 1/48 アメリカM4A1 シャーマン76mm砲塔載型

ホビーボス 1/48 アメリカM4A1 シャーマン76mm砲塔載型

前回は履帯で終わったので今回はその他足回りの汚しをしたいと思います。汚しは戦車模型の醍醐味ですので楽しんで汚していきます。

僕がよく使うのはクレオスのウェザリングカラー、ウェザリングペーストです。
Mr.ウェザリングペースト泥1 40ml WP01

Mr.ウェザリングペースト泥1 40ml WP01

Mr.ウェザリングペーストクリアー 40ml WP03

Mr.ウェザリングペーストクリアー 40ml WP03

今回は上の2つだけを使いましたが、湿り気のある雰囲気は3つめのクリアーも必要なのでこの3つを最初はおすすめします。
WP01の泥をうすめ液でサラサラになるくらいまで薄めて塗るとサラッと乾いた土の感じになります。今回はそこまでにしてますが、もっとどろどろにしたい場合も最初にこの工程を下地にしておくことで違和感なく下から上のへの汚れ感が出せると思います。
乾燥すると雰囲気が変わるのでいろいろ希釈して試してみてください。

写真の通り今回はさらっと施してます。上の汚しと色が似てるせいもあってつなぎ目がうまく出来てると思います。少し厚めに塗って少し乾いてから歯ブラシで叩くというのもよくやりますよ。ヨンパチ戦車なのでやりすぎるとオーバースケール感が出ますけれどもね。

下部の横なども汚しておきます。今回はあまり汚したくなったのですが、複雑な色合いを出したかったので、先ほどのペーストを塗ったあとにタミヤウェザリングマスターA
タミヤ メイクアップ材シリーズ No.79 ウェザリングマスター A (サンド) 87079

タミヤ メイクアップ材シリーズ No.79 ウェザリングマスター A (サンド) 87079

などを使って色を重ねています。前回使ったCの赤錆なども混ぜて叩いています。
自分の中の定説として3色以上重ねていくと複雑な色の感じが出てくるというのを実践してます。

今回はフィギュアも乗せてみることにしました。ヨンパチスケールが嫌だという方は案外このフィギュアが小さくて難しそう!というのがあるのかもしれません。私もその一人で戦車は作ってもフィギュアは手に出していませんでした。
中には精巧に塗り分ける人もいるのでしょうが、そこは割り切りと思い雰囲気重視のお手軽塗装法でやってみました。
まずは顔を塗って頭を塗って服を塗って乾燥。
あとはクレオスのウェザリングカラーを塗って少し乾いたのを見計らってうすめ液を少し湿らせて拭き取る。
で終わりです。ブラウンがオールマイティに使えて便利ですね。
あとは細々装備品などを塗り分けて仕上げていきます。

ボディーの方も並行して墨入れや、エナメル塗料で色を重ねたり、タミヤウェザリングマスターでホコリをのせたりして深みを出していきます。で!いよいよ完成ですが長くなってしまったのでお披露目は次回ということで。
てまた!

(その3)ホビーボス M4A1 シャーマン戦車76mm砲塔載型製作日記

ホビーボス 1/48 アメリカM4A1 シャーマン76mm砲塔載型

ホビーボス 1/48 アメリカM4A1 シャーマン76mm砲塔載型

さて、モデラーはクリスマスだってやりますよ。基本塗装の後は大胆に汚していきます。

錆なのか?土汚れなのか?そんな野暮なことを聞かないで。目標は海外モデラー風。塗料はエナメルを使います。エナメルは延びるので塗ったあとに溶剤でぼかしたり垂直に筆を流すことで雨だれの跡を表現したりします。
塗料の基本はこちらで勉強してみてください。

さて、履帯(キャタピラ)に手を入れます。ベルト式なので、出来ることは限られますがまずは色を塗ります。タミヤの履帯色とズバリそのままのカラーがあります。XF-84というものです。

更にクレオスのウェザリングカラーサンディウォッシュを塗って少し乾かしてから接地面を溶剤を浸した綿棒で拭いていきます。アメリカ戦車はこの部分がゴムらしいのでゴムらしくしておきます。

あとは縁の部分だけ擦れて金属が出ている感じを出すためタミヤウェザリングマスターCにあるシルバーを塗っていきました。これは裏返して作業している絵ですね。エナメルの銀でドライブラシでもいいかもしれませんが作業効率が圧倒的に速いです。臭いもしないですので。
ウェザリングマスターCセット アカサビ

ウェザリングマスターCセット アカサビ

ヨンパチ戦車なのでさくっとそれなりに進められます。
いよいよ次回は仕上げでしょうか?
お楽しみに!