模型ブログ

スケールモデル、ガンプラ、作りたいものを徒然に

(その5 完成!)ホビーボス M4A1 シャーマン戦車76mm砲塔載型製作日記

年の瀬にプラモデル作ってるくらい優雅な生活してるのが私です。
さて、いよいよシャーマン戦車も完成です。
その前にやることが3つ。

1.アンテナ作り

はじめて伸ばしランナーというのをやってみました。半額のクリスマスケーキについていたロウソクでランナーをあぶります。
何十回も失敗しました。よく考えた結果、火であぶりながら引っ張るのではなく、柔くなったところで火から離してから引っ張る。というのが正解だったようです。

2荷物を積むこと

シャーマン戦車といえば荷物を積むこと。今回はシートが被さったところを表現したいと思います。僕はカメラも趣味なのでレンズクリーニングペーパーというものを使って、溶きパテとしてシタデルの水溶性パテを染み込ませました。

ラッカーパテの代わりに使えるものですが、水溶性なので臭いもしないですし、文字通り水で溶けます。グリーンの色がすごいですがわかりやすいといえばわかりやすいですね。乾いてから色を塗りましたが、シートは何色なんだろ?と思いましたが、なんとなく緑だろということでNATOグリーンを塗ってみました。

3.デカール貼る
というか、張り忘れていただけなんですけどねデカール貼るの。さんざんウェザリングしたあとにデカール貼った時の浮いた感じは、オヤジギャグがしらけた時以上の衝撃です。
嘆いても仕方がないのでちまちま汚します。一応クリアー塗って乾燥してからね。

さて、完成です!。つや消しは吹いてないけど。

(その4 完成へ?)ホビーボス M4A1 シャーマン戦車76mm砲塔載型製作日記

ホビーボス 1/48 アメリカM4A1 シャーマン76mm砲塔載型

ホビーボス 1/48 アメリカM4A1 シャーマン76mm砲塔載型

前回は履帯で終わったので今回はその他足回りの汚しをしたいと思います。汚しは戦車模型の醍醐味ですので楽しんで汚していきます。

僕がよく使うのはクレオスのウェザリングカラー、ウェザリングペーストです。
Mr.ウェザリングペースト泥1 40ml WP01

Mr.ウェザリングペースト泥1 40ml WP01

Mr.ウェザリングペーストクリアー 40ml WP03

Mr.ウェザリングペーストクリアー 40ml WP03

今回は上の2つだけを使いましたが、湿り気のある雰囲気は3つめのクリアーも必要なのでこの3つを最初はおすすめします。
WP01の泥をうすめ液でサラサラになるくらいまで薄めて塗るとサラッと乾いた土の感じになります。今回はそこまでにしてますが、もっとどろどろにしたい場合も最初にこの工程を下地にしておくことで違和感なく下から上のへの汚れ感が出せると思います。
乾燥すると雰囲気が変わるのでいろいろ希釈して試してみてください。

写真の通り今回はさらっと施してます。上の汚しと色が似てるせいもあってつなぎ目がうまく出来てると思います。少し厚めに塗って少し乾いてから歯ブラシで叩くというのもよくやりますよ。ヨンパチ戦車なのでやりすぎるとオーバースケール感が出ますけれどもね。

下部の横なども汚しておきます。今回はあまり汚したくなったのですが、複雑な色合いを出したかったので、先ほどのペーストを塗ったあとにタミヤウェザリングマスターA
タミヤ メイクアップ材シリーズ No.79 ウェザリングマスター A (サンド) 87079

タミヤ メイクアップ材シリーズ No.79 ウェザリングマスター A (サンド) 87079

などを使って色を重ねています。前回使ったCの赤錆なども混ぜて叩いています。
自分の中の定説として3色以上重ねていくと複雑な色の感じが出てくるというのを実践してます。

今回はフィギュアも乗せてみることにしました。ヨンパチスケールが嫌だという方は案外このフィギュアが小さくて難しそう!というのがあるのかもしれません。私もその一人で戦車は作ってもフィギュアは手に出していませんでした。
中には精巧に塗り分ける人もいるのでしょうが、そこは割り切りと思い雰囲気重視のお手軽塗装法でやってみました。
まずは顔を塗って頭を塗って服を塗って乾燥。
あとはクレオスのウェザリングカラーを塗って少し乾いたのを見計らってうすめ液を少し湿らせて拭き取る。
で終わりです。ブラウンがオールマイティに使えて便利ですね。
あとは細々装備品などを塗り分けて仕上げていきます。

ボディーの方も並行して墨入れや、エナメル塗料で色を重ねたり、タミヤウェザリングマスターでホコリをのせたりして深みを出していきます。で!いよいよ完成ですが長くなってしまったのでお披露目は次回ということで。
てまた!

(その3)ホビーボス M4A1 シャーマン戦車76mm砲塔載型製作日記

ホビーボス 1/48 アメリカM4A1 シャーマン76mm砲塔載型

ホビーボス 1/48 アメリカM4A1 シャーマン76mm砲塔載型

さて、モデラーはクリスマスだってやりますよ。基本塗装の後は大胆に汚していきます。

錆なのか?土汚れなのか?そんな野暮なことを聞かないで。目標は海外モデラー風。塗料はエナメルを使います。エナメルは延びるので塗ったあとに溶剤でぼかしたり垂直に筆を流すことで雨だれの跡を表現したりします。
塗料の基本はこちらで勉強してみてください。

さて、履帯(キャタピラ)に手を入れます。ベルト式なので、出来ることは限られますがまずは色を塗ります。タミヤの履帯色とズバリそのままのカラーがあります。XF-84というものです。

更にクレオスのウェザリングカラーサンディウォッシュを塗って少し乾かしてから接地面を溶剤を浸した綿棒で拭いていきます。アメリカ戦車はこの部分がゴムらしいのでゴムらしくしておきます。

あとは縁の部分だけ擦れて金属が出ている感じを出すためタミヤウェザリングマスターCにあるシルバーを塗っていきました。これは裏返して作業している絵ですね。エナメルの銀でドライブラシでもいいかもしれませんが作業効率が圧倒的に速いです。臭いもしないですので。
ウェザリングマスターCセット アカサビ

ウェザリングマスターCセット アカサビ

ヨンパチ戦車なのでさくっとそれなりに進められます。
いよいよ次回は仕上げでしょうか?
お楽しみに!

(その2)ホビーボス M4A1 シャーマン戦車76mm砲塔載型製作日記

 

ホビーボス 1/48 アメリカM4A1 シャーマン76mm砲塔載型

ホビーボス 1/48 アメリカM4A1 シャーマン76mm砲塔載型

 

 f:id:takesan3:20161223002439j:image

いきなりですが事件ですよ。この部品。砲塔を立てて固定するやつみたいですけど、ライナーからペンチで切ったらどこかへ折れて飛んでいきました。いや、もともと折れてたんでしょう。見えなかっただけで。仕方がないのでお湯まるくんで型をとってエボキシパテで作りますよ。そしてこれ。

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まあ、雰囲気で良しとしましょう。私の加工技術ではこれが限界です。

サーフェイサーも吹いて塗装モードです。今回の目標は海外モデラー風の塗装です。

写真を見ると分かるのですがまず、

「塗装が明るい。」

というと。何回か調合し、この組み合わせで基本色としました。

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フィールドグレイ

カーキードラブ

ホワイト

それぞれ同じ比率ですが、気持ちカーキードラブは少なめにしました。全部タミヤカラーですが。イメージ的にはNATOグリーンにカーキードラブっぽい感じもします。試してみてください。

さらに、このオリジナルの基本色に白をさらに足してうっすら水溶きで塗ってます。基本色にムラを出そうと思いましたが結局更に明るくなっただけという気がします。

 

ではまた。

 

 

 

(その1)ホビーボス M4A1 シャーマン戦車76mm砲塔載型製作日記

 

ホビーボス 1/48 アメリカM4A1 シャーマン76mm砲塔載型

ホビーボス 1/48 アメリカM4A1 シャーマン76mm砲塔載型

 

  1/48スケールシャーマン戦車を作っていきます。ヨンパチ戦車はタミヤが入手しやすいですが、ホビーボスもそれなりに店頭にあると思います。タミヤに比べてエッジングパーツ(ディテールアップのためのもの)が付属していること。履帯はベルト式なので嫌な人もいるかもしれませんがヨンパチサイズなので塗装をすればさほど気にならないと思います。

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シャーマン戦車といえば鋳造表現がありますよね。ラッカーパテを溶剤で溶いて塗ります。臭いがきついので今後水溶性のパテにしょうと思っています。これは後でレビューしたいと思います。鋳造のための溶きパテてすが、感覚としてパテに対して若干少なめに溶剤を混ぜて筆先は立ててゆく感じで進めます。ヨンパチなのであまりブツブツしても違和感がありますが、この辺は好みで仕上げるしかないでしょう。500のサーフェイサーも良いようです。

ではまた。